循環器内科研修プログラム(後期専門科研修)

  研修期間:

4年

 ■当科の特徴:

 当院は県立救命救急センターを併設する第3次救急指定病院であり、県央・県北地域の基幹病院に位置づけられている。このため、虚血性心疾患は当然として、先天性疾患から弁膜症まで、豊富な症例を偏りなく経験することができる。さらに心臓外科との連携が密であることも特徴の一つであり、広い視野に立った研修が可能である。

 ■研修目標:

 循環器専門医となるための基礎を作ることを目標とする。具体的には研修終了時に日本循環器学会専門医資格を取得できるだけの知識・経験を積むに至ることを目標とする。

 ■研修内容:

1、 この研修プログラムは実地医家を養成することを目的としており、各医師は病院職員の一員として勤務しながら研修を行うことを原則とする。したがって、専修医も病院業務を可能な範囲内で分担する。
2、 内科認定医をすでに取得しているかもしくは取得するに充分な経験を有する場合は循環器科が直接受け入れ窓口となる。内科認定医を取得するのに充分な経験を有しない場合は内科が受け入れ窓口となり、認定医資格取得資格を満たした段階で循環器科に転科する。ただし、転科時期は年度始めとする。
3、 循環器科の研修期間として4年。内科認定医を取得するのに充分な資格を有しない場合は、これに内科の一般研修の補足期間が加わる
4、 麻酔科、放射線科などの他科研修を希望する医師については当該科の受け入れ状況により相談に応じる。

  A、外来業務:

1、 エコー図、トレッドミル負荷心電図については研修終了時には独立して検査が行えるようになる。実力が充分であると判断されたものについては場合により独立して検査枠を担当する。
2、 心臓カテーテル検査は4年間で術者として500例以上の経験を積む。
3、 カテーテル治療は終了までにその基礎を習得する。

  B、病棟業務:

1、 研修の前半は担当医として指導医の指導のもとで患者治療にあたる。
2、 研修の後半は主治医として独立して患者の治療にあたる。ただし、定期的に診療責任者のチェックを受ける。

  C、外来業務:

 内科医局員の一員として、外来業務を分担する。ただし、必ずしも循環器領域の外来を担当するとは限らない。

  D、当直業務:

 循環器科は完全オンコール制をとっている。各医師は担当者の指示に従ってそれぞれのオンコール業務にあたる。これに加えて、内科当直業務を一部分担する。

  E、その他:

 循環器科医局員の一員として、心電図・ホルター心電図読影、検診業務なども協力する。

  F、学術活動ほか:

 学会活動を通じて将来自らが指導者となるための実力を養成することを目的とする。
1、主要学会:年1回の参加を義務とする。
2、演者として年2回の発表を目標とする。
3、頭論文を年1編執筆することを目標とする。