外科研修プログラム(前期・後期専門科研修)
外科研修プログラム(前期専門科研修)
 ■研修期間:

 当プログラムは研修期間を1年以上最長2年までとし、採用時に研修期間を取り決める。採用後の研修期間は、審査を経た上で通算2年まで可能である。
 ■当科の特徴:

 当科は、外科的疾患を中心とした消化器疾患・呼吸器疾患、胸腹部外傷、乳腺疾患を対象に診療を行っている。地域の中核病院として、良悪性を問わず多くの症例に恵まれ、手術件数は年間1500件(内全身麻酔約1000件)を超える。当院は栃木県救命救急センターを併設しており、急性腹症や外傷に対する緊急手術も多い。また、検査数が年間1万件を超える当院内視鏡センターにおいて、消化管・胆道膵臓・気管支の内視鏡検査および治療を内科と分担し施行している。
 ■研修目標:

 当研修プログラムは、2年以上の初期臨床研修を終了した後に外科専門医資格の取得を目指すものだけでなく、外科分野においてさらに修練に励み幅広い臨床能力を習得しようとするものを広く対象としている。研修目標は、原則として日本外科学会専門医修練カリキュラムに準じたものとする。当プログラムの元で2年以上研修するものは、研修期間内にカリキュラムに含まれる内容を対象として、他科において短期間研修を行うことも考慮する。(心臓血管外科、放射線科など)
 ■研修内容:

 病棟・外来および中央処置室・救急外来・手術室・各検査室における各業務を通じて、上記目標に向かって幅広い研修を行う。また研修期間中は、医療人としてのモラルと向上心、患者満足度・チーム医療・病院経営への配慮を基本的な行動指針とする。
  A、病棟診療:

 入院患者の診療を、主治医を務める上級医とともに担当医として担当する。臨床経験3年以上のものは、個々の能力と症例に応じて主治医権を与える。通常15名前後の入院患者を担当する。外科ローテート中の初期研修医の指導も、レジデントの重要な役割である。
 毎週行われる術前カンファレンス・術後カンファレンス・カルテ回診においては、担当患者のプレゼンテーションを担当する。
  B、救急業務:

 当番制で救急診療の外科first callを担当する。上級医が2nd callを担当し、診療に難渋するケースではこれを応援する。当院は救命救急センターを併設しており、救急業務は外科レジデントの重要業務の一つである。
  C、外来診療:

当番制で外科外来における上級医の外来診療を補佐する。また外来処置室では、当番制で化学療法を中心とした外来処置を担当する。
  D、検査:

消化管透視・内視鏡検査および治療・消化管および胆道膵臓に対するIVRを、上級医の指導のもとで研修する。超音波検査・血管撮影等は超音波診断科と放射線科が担当しており、カンファレンス等での読影技術の習得が主体となる。
  E、手術:

 担当患者の手術を第一助手あるいは術者として経験するほか、その他の手術にも可及的に参加しより多くの手術を経験するよう努める。術者または第一助手として年間150例以上の手術を経験し、基本的な手術手技を習得する。術者としては、ヘルニア・虫垂炎等の小手術に加えて、胆嚢摘出術・気胸手術など良性疾患に対する手術、胃癌・大腸癌・乳癌に対する縮小あるいは定型的悪性腫瘍手術を経験する。
 ■学術活動ほか:

各学会総会・地方会・研究会において、最低年1回の発表を行う。
研修期間2年以上のものは筆頭論文1篇の作成を目指す。
可能な限り学術集会に参加する。
 
外科研修プログラム(後期専門科研修)
  研修期間:

 当プログラムは研修期間を1年以上最長3年までとし、採用時に研修期間を取り決める。研修期間の延長は、審査を経た上で通算3年まで可能である。
 ■当科の特徴:

 当科は、外科的疾患を中心とした消化器疾患・呼吸器疾患、胸腹部外傷、乳腺疾患を対象に診療を行っている。地域の中核病院として、良悪性を問わず多くの症例に恵まれ、手術件数は年間1500件(内全身麻酔約1000件)を超える。当院は栃木県救命救急センターを併設しており、急性腹症や外傷に対する緊急手術も多い。また、検査数が年間1万件を超える当院内視鏡センターにおいて、消化管・胆道膵臓・気管支の内視鏡検査および治療を内科とともに担当している。
 ■研修目標:

 当研修プログラムは、初期臨床研修後2年以上の外科臨床研修を終えたもので、外科専門医資格の取得、さらにはサブスペシャルティとして消化器外科専門医資格の取得を目指すものを対象としている。研修目標は、原則として日本外科学会および日本消化器外科学会の修練カリキュラムに準じたものとする。研修期間2年以上のものは、研修期間内にカリキュラムに含まれる内容を対象として、他科において短期間研修を行うことも考慮する。
 ■研修内容:

 病棟・一般外来および処置室・救急外来・手術室・各検査室における各業務を通じて、上記目標に向って研修を行う。また研修期間中は、医療人としてのモラルと向上心、患者満足度・チーム医療・病院経営への配慮を基本的な行動指針とする。
  A、病棟診療:

 入院患者の診療を、主治医または担当医として担当する。いずれも、上級医が指導医あるいは主治医として指導にあたる。外科ローテート中の初期研修医の指導も、シニアレジデントの重要な役割である。
 毎週行われる術前カンファレンス・術後カンファレンス・カルテ回診において、担当患者のプレゼンテーションを担当する。
  B、救急業務:

 当番制で救急診療の外科first callを担当する。上級医が2nd callを担当し、適宜診療を補佐する。当院は救命救急センターを併設しており。救急診療は外科レジデントの重要業務の一つである。
  C、外来診療:

 当番制で外科外来における上級医の外来診療を補佐する。また外来処置室では、当番制で化学療法を中心とした外来処置を担当する。
  D、検査:

 消化管透視・内視鏡検査および治療・消化管および胆道膵臓に対するIVRを、上級医の指導のもとで研修し、能力に応じてルーチン検査を担当する。超音波検査・血管撮影等は超音波診断科と放射線科が担当しており、カンファレンス等での読影技術の習得が主体となる。
  E、手術:

 担当患者の手術を、術者あるいは第一助手として経験するほか、他の手術にも積極的に参加しより多くの手術を経験するよう努める。術者または第一助手として年間150例以上の手術を経験し、基本的な手術手技に習熟するとともに、より高度の技術を習得する。術者としては、ヘルニア・虫垂炎等の小手術、胆嚢摘出術・気胸手術など良性疾患に対する手術、胃癌・大腸癌・乳癌に対する縮小あるいは定型的悪性腫瘍手術に加えて、胃癌・大腸癌に対する拡大手術、肝胆膵悪性腫瘍手術を経験する。
 ■学術活動ほか:

各学会総会・地方会・研究会において、最低年1回の発表を行う。
研修期間2年以上のものは筆頭論文1篇の作成を目指す。
可能な限り学術集会に参加する。