超音波診断科研修プログラム(前期・後期専門科研修)

  研修期間:

4年

 ■当科の特徴:

 宇都宮市、栃木県の県央の基幹病院としてすべての超音波診断領域(循環器,消化器、泌尿器,産婦人科、乳腺・甲状腺)を網羅し、多くの超音波に関する症例が経験できる。また内科・外科などのカンファランスに参加して診断した症例の充分なフィードバックが得られる。学会参加も奨励されており、症例報告などの学術発表の経験ができる。

 ■研修目標:

 日本超音波医学会認定超音波専門医の取得を目標として、超音波診断や治療を行うために、超音波の基礎知識を理解し基本的な超音波検査や診療に必要な知識を身につける。専門医の認定を受けるまでの5年間は継続して超音波診療を修練することが望ましいが、前期研修の2年間で少なくとも初歩的な検査手技や基本的知識の獲得を図る。

 ■研修内容:

 超音波検査を行っている部署において、超音波指導医と共に直接探触子を用いて患者の超音波診断を行いながら、超音波医学の基礎並びに臨床的応用の指導を受ける。
臨床所見、検査所見、手術所見,病理組織所見などの確認やカンファレンスでの検討を通じて、超音波解剖と超音波病理を理解する。
科の性質上、外来業務や病棟業務には携わらない。

  A、外来業務:

3年目: 消化器、泌尿器、乳腺・甲状腺、産科(胎児エコー)の超音波検査・診断に習熟する。
4年目: 3年目の内容に加え、循環器(心臓超音波、大血管、末梢血管)、軟部組織の超音波検査・診断に習熟する。
超音波ガイド下穿刺手技(細径針穿刺吸引細胞診、針生検)を修得する。
5年目: 前期研修修得技術・知識の補強・向上を図る。
 術中超音波ガイド下治療を見学し、治療について知識を身に付ける。
 希望により経食道心臓超音波検査や超音波内視鏡手技修得の
  ための内視鏡研修も考慮する。
6年目: これまでの集大成を行う。希望により術中超音波ガイド下治療の支援に携わり手技を修得する。希望により経食道心臓超音波や超音波内視鏡の検査・診断に習熟する。

  B、当直業務:

月に2〜3回程度の救急外来診療当直業務を義務とする。

  C、学会活動:

日本超音波医学会など年に2回以上の学会参加を義務とする。

4年目からは超音波関連の学会に年1回以上の発表を行い、また筆頭論文は4年間で1編を目標とする。


注;臨床フェローについてはほぼ前期研修内容を習熟する。

 ■主な診療実績(平成18年度超音波検査数):
 

腹部超音波 8,404件
泌尿器超音波 2,676件
耳鼻科超音波 636件
頸部超音波 1,680件
乳腺超音波 1,596件
軟部超音波 420件
血管超音波 300件
心臓超音波 8,904件
経食道超音波 48件
産科(胎児)スクリーニング 2,484件