| 神経内科 | ||
| 主要スタッフ |
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| 科の特色 |
| 神経疾患全般を対象にしていますが、栃木県では脳卒中の発症数が多く、入院に関しては脳卒中(脳出血、脳梗塞、一過性脳虚血発作)の診断、治療に最も力を注いでいます。 特に脳卒中急性期の診断、治療は、栃木県では最高レベルで、全国的にも高いレベルにあると考えています。2005年の調査では、全国738の日本脳卒中学会研修教育病院中、第32位の入院症例数(628名)でした。 宇都宮市内には、神経内科の専門医(神経学会専門医)が少ないため、外来には紹介患者を中心に、頭痛、痴呆(認知症)、てんかん、神経・筋疾患などの神経疾患と神経難病(パーキンソン病、重症筋無力症、多発性硬化症、脊髄小脳変性症など)の患者も脳卒中後遺症の患者と同様に、多数来院されています。 |
| 全般的な活動 |
| 入院は、主として救急外来からの急性期脳卒中患者と一部の神経疾患患者の精査、治療のための入院が中心です。 原則として病棟回診は週2回行っています。 外来は脳卒中後遺症(原則として、入院患者が退院する時点では、紹介していただいた開業医や近医に紹介するようにしています。)とその他の神経疾患患者(一般の開業医には依頼しにくい患者)を対象に月から金曜日(病棟回診のある火曜日の午前を除く)に行っています。 |
| 専門的取組(特殊外来) |
| 現在特殊外来は、スタッフの数と内科外来のスペースの関係で行っておりません。 入院に関しては、入院患者の約60%を占める脳梗塞の急性期医療に最重点をおいており、脳梗塞の死亡率は4-5%(日本全国の平均死亡率は9%)と、全国平均の約半分であります。 脳梗塞の治療は、病型により治療薬も再発予防薬も異なるため、病初期の正確な病型分類が治療成績を左右すると言われております。 そのため、問診、理学的および神経学的診察に加え、後述の各種診断機器を駆使して、正確に病型を診断し、それに基づく最適な治療を行っていることが、治療成績の向上に結びついていると考えています。 当院での独自の取り組みとしては、院内発症の心原性脳塞栓症に対して「炭酸ガス吸入療法」を行っております。これは脳梗塞を「一過性脳虚血発作」に改善させてしまう特殊治療であります。8%炭酸ガスと酸素の混合ガスを吸入すると、脳血流は1.5-2倍位に増加し、閉塞した血行が再開する可能性があります。発症後、30-60分以内の脳梗塞の場合、まだ脳梗塞は完成していないため、脳血流を増加させ血行を再開することによって、脳梗塞にはならず、神経症状が回復し、「一過性脳虚血発作」に改善させることが可能となります。 主に、心臓血管外科、循環器内科などに入院中で発症した患者が治療対象(年間5名前後)となり、約80%の症例に臨床効果を認めております。 |
| 主な医療設備等 |
| MRI(3台;すべて拡散強調画像,T2 *強調画像可能)、ヘリカルCT(3台)、 SPECT(脳血流シンチグラム)、脳血管撮影、 頚動脈エコー、経頭蓋ドップラー、心エコー、経食道心エコー、 24時間血圧計、ホルター心電図、脳波、脳誘発電位、 筋電図等の診断機器、高気圧酸素治療装置(1台) |
| その他 |
| スタッフは3名とも神経学会専門医であり、栃木県内では神経内科に関しては、自治医科大学、獨協医科大学につぐレベルの診療体制と考えております。 1999年4月日本神経学会専門医制度における教育施設(現在、県内には6施設のみ)に認定されました。 また、2005年2月には日本脳卒中学会研修教育病院(現在、県内には9施設のみ)に認定されました。 |
| 文責;今井明 |