作業療法課

作業療法課のご紹介

 作業療法とは、「人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。」と定義されています。(一般社団法人 日本作業療法協会より)
 当院では、主に入院患者さんに対しての急性期の作業療法と外来での作業療法を実施しています。

作業療法課職員数

8名(2020年6月現在)

施設基準

 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
 運動器リハビリテーション料Ⅰ
 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
 がん患者リハビリテーション料

 

当院の作業療法の特徴

急性期の作業療法
 当院は栃木県救命救急センターを併設する3次救急医療施設です。早い場合には入院当日からの早期リハビリテーションを開始し、ICUやHCUでのリハビリテーションも積極的に行っています。理学療法士とともにベッドから起きる・立つ・歩くなどの臨床訓練を行うとともに、認知・精神機能に関しても早期から評価・訓練を行っています。また、退院後の生活を見据えて、食事・トイレ・着替えなどの日常生活動作訓練や調理・洗濯などの家事動作訓練も早期から開始し、患者さんが一早く元の生活に戻れるように支援しています。身体の状態や自宅環境に合わせて、動作をしやすくするための自助具・福祉用具の提案なども行っています。

外来の作業療法
 外来作業療法では、整形外科領域の上肢(肩~手指)の疾患の患者さんに対する訓練を行っています。骨折・腱損傷・神経損傷などで硬くなってしまった関節を動かす訓練や筋力訓練、スプリントの作製などを行っています。
 ※外来作業療法は完全予約制です。当院整形外科がかかりつけで、主治医から依頼があった方が対象となります。

地域基幹病院としての役割
 当院には内科・外科をはじめ多くの科があり、様々な疾患への作業療法を実施しています。中には多くの疾患を抱える患者さんや稀な疾患の患者さんもいらっしゃいます。スタッフは日々カンファレンスや勉強会などを通して自己研鑽に励んでいます。

がん診療拠点病院としての役割
 入院によるがん治療中の患者さんに対してがん患者リハビリテーションを実施しています。緩和ケア病棟での関わりも一部行っています。

認知症・せん妄ケアチームとしての関わり
 院内の「認知症・せん妄ケアチーム」のメンバーとして、毎週カンファレンス・病棟回診に参加しています。作業療法士の視点から患者さんのケアに関する提案などを行っています。

在宅支援や訪問リハビリとの連携
 自宅退院されたあと日常生活がスムーズに送れるよう、動作指導や福祉用具の提案などを他部門と連携しながら行っています。また、併設の訪問看護ステーションほっとには当院の療法士が出向しており、連携をとりながら在宅生活の支援を行っています。

他部門との連携
 各科による多職種カンファレンス、病棟ごとのカンファレンスなどに参加し、個々の患者さんの状態に合わせた適切な訓練が行えるよう、他職種間での情報共有を大切にしています。

学会・研修会への参加、勉強会の開催
 疾患・治療などへの理解や技術を深めるため学会や研修会へ参加し、伝達講習会を行っています。課内での勉強会に加え、リハビリ合同勉強会や院内研修会も豊富です。

作業療法課施設紹介
作業療法室

作業療法室は窓が多く、外の景色も良く見えます。理学療法室と隣接していて連携が図りやすくなっています。

屋外施設
早期運動療法室

病棟内に併設されていて、離床して間もない対象者や高次能機能評価等で使用します。

写真 早期運動療法室1 写真 早期運動療法室2

臨床実績

 新規依頼患者数 1,047名
 算定単位数 21,825単位
(2018年度実績)