済生会宇都宮病院 救急集中治療科ドクターカーは、運行開始から一年が経過しました。

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【ドクターカー運行開始1周年】

2020.10から運行を開始した済生会宇都宮病院 救急集中治療科ドクターカーは、運行開始から一年が経過しました。
関係各所に多大なるご協力を頂き、
●出動件数: 957件 (平日日中のみ運行)
●ドッキングポイント: 125箇所以上
●他院からドクターカー研修受け入れ: 6名
●重症患者搬送: 80件以上

と、初年度にしては出来過ぎなくらいの数字です。
当院ドクターカーは、医師、看護師、ドライバー(病院救命士)、病院救命士、消防救命士の5〜6名が1チームとなり活動しています。〝移動型救命救急センター〟をコンセプトにしており、院内(ER)と同等の蘇生を開始できるよう、メンバーもERと同じ職種、十分数をチームに組み入れています。年度途中からは、病院救命士の採用も進み、ドクターカーチームの要となりました。

関係消防署からは、ドクターカー活動にご理解ご協力頂き、地域の救急医療の質向上を共通の目的として多くの要請をいただきました。

ドクターカー運行に欠かせない、救急車から患者さんを載せ替える場所〝ドッキングポイント〟は、市内の多くの御施設から御厚意で協力頂き提供していただいております。1分1秒でも早く治療を開始できるように、今後も新規ドッキングポイント開拓にご協下さい。よろしくお願い致します。

短期の研修も合わせると、6名他院からドクターカー研修に来ていただきました。医師のみならず、看護師、事務員、多職種に渡ります。

また、重症患者搬送も80件以上行いました。おそらく国内最多でしょう。ICUで治療を行うような重症患者搬送には、大きなリスクを伴います。有事に十分な対応ができる車両、資機材、そして何よりチームが必要です。このどれか一つでも欠ける不十分な状況では、搬送中に状態悪化を招き得ます。防ぎうる“死”をゼロにすべく、われわれはこの活動に積極的に取り組んでいます。

2年目は、一つ一つの精度を高めるのと同時に、世界水準のprehospital医療に積極的に取り組み、国内のみならず世界に発信していきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。