純粋に、救急と集中治療で戦ってきた者もいれば、内科、麻酔科、外科を経て救急医、集中治療医になった者、そしてそれらを志している者が集まっています。
当科の強みは、スペシャリストの集まりでありながら、背景の多様性から多角的な視点で治療法を考え決定していく点にあります。
比較的若い医師が多く、活気はもちろんですが、より新しいものを発見したり、研究したり、新しい挑戦も行っていく土壌があります。また、当科は完全に医局制度から独立しており、出身地や出身大学に関係なく、北は北海道から南は沖縄まで見学、短期研修、後期研修に集まっています。
小倉 崇以
救命救急センター長
東京慈恵会医科大学
2008年度卒
萩原 祥弘
救命救急センター
副センター長
ICU室長
昭和大学
2009年度卒
木村 拓哉
救命救急センター
副センター長
岐阜大学
2011年度卒
鯉沼 俊貴
医長
群馬大学
2000年度卒
三角 香世
ICU副室長
東京慈恵会医科大学
2011年度卒
藤田 健亮
ドクターカー担当官
東京慈恵会医科大学
2011年度卒
小林 孝臣
スタッフ
昭和大学
2009年度卒
井上 聡
スタッフ
大分大学
2014年度卒
佐藤 綾美
スタッフ
横浜市立大学
2014年度卒
濵口 拓郎
スタッフ
新潟大学
2014年度卒
華房 宏成
スタッフ
金沢大学
2015年度卒
磯部 弘治
レジデント
名古屋市立大学
2014年度卒
山田 宗
レジデント
東京慈恵会医科大学
2016年度卒
皆川 裕祐
レジデント
東京医科大学
2016年度卒
堂埜 恵理
レジデント
関西医科大学
2016年度卒
山本 咲
レジデント
東邦大学
2016年度卒
木本 慧
レジデント
東京慈恵会医科大学
2018年度卒
宮里 実幸
レジデント
旭川医科大学
2018年度卒
村上 諒典
レジデント
慶應義塾大学
2018年度卒
堀内 朱音
レジデント
鳥取大学
2019年度卒
高度救命救急センターとして様々な疾患の患者を受け入れ、救命のために医師、救急救命士、放射線技師等、多職種と協働し看護に従事しています。
また、患者の家族への精神的ケアも救命救急センターで働く看護師には重要な役割です。
これらの役割を担い、地域中核病院として地域医療に貢献すべく、日々努力しています。
・どのような業務ですか?
救急を受診される患者さんや家族への看護です。
・済生会病院を選んだ理由は
地元出身で宇都宮の総合病院というと済生会宇都宮病院という思いがあったからです。
・チーム内での役割は?
係長として課長の補佐をはじめ、スタッフの教育や相談、業務改善等に取り組んでいます。
・やりがいは?
救急外来は多発性外傷のみならず、様々な疾患に対応するため、多岐にわたるスキル、臨機応変に動く判断力、倫理観等が求められ、看護師として常に多くの学びが得られるところです。
・休暇の過ごし方は?
家族でご飯をたべながら昔のドラマや映画をみています。
・今の目標は?
自分に足らないところをいろいろ強化することです。
・将来の夢は?
全国の温泉巡りをしたいです。
・どのような業務ですか?
ICU/CCUに勤務し、生命の危機状態にある患者さんが、特殊な環境下でも安心して治療が受けられるように重症化回避に向けた支援や退院後の生活を見据えた早期回復への援助を行っています。また集中ケア認定看護師として異常の早期発見や合併症の予防のためのケアをスタッフとともに考え、実践を行っています。主な活動内容としては、生命の危機的な状況にある患者さんに対する実践・指導・相談、院内・院外において集中ケア領域の研修会の実施やコンサルテーションにおける対応を行っています。
・済生会病院を選んだ理由は
地域の中核病院として3次救急をになっている当院で高度な知識や技術を学んで地域の医療に貢献したいと思ったからです。
・チーム内での役割は?
呼吸ケアチームの一員として人工呼吸器を装着している患者さんのラウンドを行ったり、人工呼吸器の安全ラウンドを横断的に行っています。
・やりがいは?
重症な状態で入院してきた患者さんが回復してICU/CCUを退出できるようになったときはとてもやりがいを感じます。
・休暇の過ごし方は?
こどもと公園に行ったり、医療系の文献や参考書を読んだりしています。
・今の目標は?
集中ケア認定看護師としてチーム医療を推進し、患者さんには何が必要なのか全人的な視点で考えながら、質の高い看護を提供していきたいと考えています。
・将来の夢は?
集中ケア領域における知識・技術を向上させ、より良い看護が提供できるようにしたいと考えています。ICU/CCUで働くスタッフが、集中ケア領域における看護の魅力に気づいてもらえるような教育的な支援もしていきたいと思っています。
・どのような業務ですか?
リーダーを取り始めたところです。
・済生会病院を選んだ理由は
急性期の看護を学びたかったことと、附属の学校に通っていたことから選びました。
・やりがいは?
急性期で入院してきた患者さんの病態が治り、会話ができたときにやりがいを感じます。
・休暇の過ごし方は?
自宅でDVD鑑賞をしたり友人と出かけることです。
・今の目標は?
スタッフから頼られるリーダーになることです。
・将来の夢は?
急性期の看護が極められるようになりたいです。
栃木県救命救急センターには、現在5名の救急救命士が在籍しており、ドクターカーの運行管理や搬送中の救急救命処置を医師の指示のもと行っています。救急救命士法改正以降は、救急外来における患者初期対応から、重症者に対する救急救命処置、医師や看護師の業務支援など、その活躍の場を広げております。
定期的な救急車同乗実習、病院前教育コースへの積極的参加により、地域の救急隊員との連携を深め、救急現場における協働した活動に貢献しております。
・どのような業務ですか?
病院救急救命士として病院に勤務しています。済生会宇都宮病院では2020年10月よりドクターカー事業が開始されましたので乗務員として勤務しております。
・済生会病院を選んだ理由は
これからの医療体制を大きく変えていく病院だと感じたからです。
・チーム内での役割は?
救急外来では、救急隊が搬送してきた方の初期対応を行ったり、環境整備などを重点的に行っています。
ドクターカー業務では救命処置はもちろんのこと救急隊と病院スタッフのつなぎ役として搬送のお手伝いや現場の安全管理を行っています。
・やりがいは?
多職種連携のチーム医療の中の一員として働けることです。消防時代の救命士の時よりも高度な医療に関わることができ、さらに病院到着後も患者さんのケアに関われることに、とてもやりがいを感じています。
・休暇の過ごし方は?
家で農業をしているか、いろいろな消防署に行って研修を開催しています。
・今の目標は?
一人でも多くの方の救命に尽力したいと思っています。
・将来の夢は?
海外での医療活動にかかわって行きたいと思っています。
・どのような業務ですか?
救急外来にて医師や看護師の補助をしながら患者さんと接しています。
・済生会病院を選んだ理由は
2020年10月からはじまったドクターカー事業に興味を持ち病院前の救急と病院での救急に興味があったのでやってみたいという強い思いからこちらに移動してきました。
・チーム内での役割は?
看護師の補助という役割とともに医師の補助をしながら患者さんと接しています。
・やりがいは?
救急隊員では詳しく知ることのできなかった患者さんのその後の経過を知ることができ、日常的な症例から、珍しい病態まで、多くの症例を把握することができます。病院前のところから入院して退院するまでの流れを一緒に携われることができるので一番のやりがいはそこだと思っています。うれしいことやほっとすること、時には悲しいこともありますが、様々な感情を経験できます。
・休暇の過ごし方は?
音楽を聴いたり、楽器を演奏したりしています。
・今の目標は?
病院救急救命士として、できること・やれることを身につけ、必要だと思われる存在になることです。
・将来の夢は?
病院救急救命士が確立されていないので病院の中でもできることを模索しつつ増やして行きたいです。またプレホスピタルだけでしか活躍できないという概念をなくしていきたいです。
心電図や酸素飽和度などを表示するモニターや、呼吸の代わりをする人工呼吸器、心臓や肺の役目を行う経皮的人工心肺装置(ECMO)など集中治療室では様々な医療機器が使用されています。
その医療機器の操作や管理を行うのが臨床工学技士です。
チーム医療の一員として、医療機器のスペシャリストとして、患者さんに安全に医療が提供できるように日々精進しております。
救命救急センターでは生命の危機に直面する患者さんに対応するため、迅速且つ的確な画像診断が求められます。私たちは、ドクターカーから直接CT室に入室させる「ダイレクトCT」にも対応し、更にMRIや血管造影と連携することによって検査の流れをスムーズにし、迅速な治療が開始できるようチーム一丸となって取り組んでおります。