がん診療について

がん治療について

子宮頸がんの放射線治療

がんに対する治療は手術だけではありません。放射線をがんに照射し、徐々に小さくしていく放射線治療という選択肢もあります。当院では放射線治療の専門医と診療放射線技師が、治療をサポートしています。

放射線治療でがんは治せるの?

イメージ図 放射線治療の前後子宮頸がんは放射線治療が効果的ながんです。放射線が効きやすい細胞が多く、また腔内照射という治療法により、他のがんよりもたくさん放射線をかけられる場合が多いためです。放射線治療で根治が可能ながんであるといえます。


手術と放射線治療ではどちらがいいの?

放射線治療と手術の成績はほぼ同等といわれています。日本では手術が多く行われてきましたが、欧米では一般の方も『子宮頸がんになったら放射線で治す』と考えるほど放射線治療が普及しています。例えばⅡ期の子宮頸がんの治療は日本では7割くらいが手術ですが、欧米では逆に8割が手術ではなく放射線治療を受けています。病期の進み具合や持病によりどちらが良いかの判断は分かれます。自分の場合はどちらがよいか、担当医の説明を聞きよく相談しましょう。

子宮頸がんの放射線治療はどのように行われるの?

多くの場合は体の外から放射線をあてる外照射と膣からアプリケーターという装置を入れ、子宮の中から放射線をあてる腔内照射の組合わせで行われます。外照射は1回10分くらいの治療を毎日、約5週間行います。その後半に腔内照射を週に1~2回、合計3~5回ほど行います。腔内照射の行える装置は、栃木県では自治医科大学とがんセンターにしかありません。当院ではこれら病院と連携して治療を行っています。最近はより治療効果を高めるため、抗がん剤と放射線治療を同時に行うことも増えています。



※このページの記事は、院外報「みやのわ」No.30 2011年1月冬号 の内容を元に、2018年12月に内容を更新、2023年1月に内容を確認し掲載しています。