専攻医募集のご案内

放射線科研修

専攻医・その他の研修・見学希望の方への重要なお知らせ(2019/5/14 更新)

新専門医制度施行に伴い、日本専門医機構による「放射線科専門研修登録」が開始されました。
2018年度には1名の専攻医が研修を開始しています。
2019年度には、2名の専攻医が研修を開始しています。

栃木県済生会宇都宮病院 放射線科専門研修プログラム


お問い合わせは、当ページ下部に記載の連絡先までお願いいたします。
見学のご希望は随時受け付けております。ご連絡をお待ちしております。

担当

 済生会宇都宮病院 放射線科:薄井広樹
 〒321-0974
 栃木県宇都宮市竹林町911-1
 TEL:028-626-5500(内線3179)
 FAX:028-626-5594
 e-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。



当科の特徴

当科は今回、日本専門医機構による新専門医制度の開始を目的に作成したプログラムにおける基幹施設の一つに選ばれました。専攻医の募集が認められ、2018年4月より実際に1名を受け入れ、教育プログラムが実働しています。

栃木県済生会宇都宮病院は、1942年5月の恩賜財団済生会宇都宮仮診療所の開設に始まり、地域医療の中核を担う総合病院に発展してきました。1981年3月には栃木県救命救急センターが併設され、1996年5月には病床数644床の新病院がオープンし、名実ともに地域の中核病院としての役割を果たしています。2019年4月現在、病床数644床、標榜科30科、医師193名を含む、職員1,482名で運営しています。

当科は、放射線科常勤医師11名(うち専攻医3名)、非常勤医師7名(2019年4月現在)で画像診断、核医学、放射線治療の3 部門の診療を行っています。常勤医のうち放射線診断専門医6名、放射線治療専門医2名、IVR専門医6名、核医学専門医2名の有資格者が在籍しています。自治医科大学や獨協医科大学放射線科などと良好な関係を維持し、非常勤の診療協力をお願いしていますが、常勤医の出身大学はすべて異なっており、派閥はなく自由で闊達な雰囲気の医局を心がけています。

320列マルチスライスCT1台、64列マルチスライスCT2台(CT透視1台)、超伝導MRI4台(3T1台)、多目的血管造影装置2台、心血管造影装置1台、PET/CT装置1台など大学病院並みの最新の設備を備えています。

当科では常勤診断専門医がワンフロアーで勤務しており、コミュニケーションがきわめて良好であることも特徴の一つです。当科では放射線診断専門医が夜間、休日の緊急読影(自宅遠隔読影)に当番で対応しており患者様や臨床医の期待に応えています。専門医の24時間対応の画像診断を施行している施設は全国でも比較的少ないと思われます。

また、当科ではIVR(特に血管内治療)も積極的に行っており、国内でもトップクラスの症例に対応しています(IVR学会の症例登録では、血管内治療件数は大学病院等も含めても全国26位(2018年)です)。IVR専門医は6名で、他スタッフも併せて24時間365日の緊急対応を行っています。TACEや、VAIVT(透析内シャント治療)、外傷症例以外にも、広く血管内治療に対応しています。心臓血管外科と協力のうえ施行している大動脈ステントグラフトでは胸部大動脈で全国1位(2018年度)、腹部大動脈では全国2位(2018年度)の施行件数となっています。関連するエンドリークの治療件数も多数経験できます。また下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療にも積極的に対応し、外来診療にも取り組んでいます。産婦人科と協力の上、子宮筋腫に対する血管内治療(UAE)や産科出血などに対するカテーテル治療なども取り組んでいます。またCT透視を用いたドレナージや生検も行っています。

治療専門医も2名在籍しており治療に関しても充実した研修が可能です。当科のベッドは保有していません。

学会や講演会、セミナーに参加できるよう配慮しています。また、学会発表や論文投稿の支援もします。

また、当科は特にワークライフバランスに配慮し、病棟はなく、当番は週に1-2日程度で1人年間12日以上の有休の取得の実績があります。また、女性も働きやすい職場をめざしています。

豊富な症例、実績により、他施設からの研修希望も多く、研修指導の体制も整え、教育にも積極的に取り組んでいます。日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会専門医修練認定施設、日本核医学会専門医教育病院、日本放射線腫瘍学会認定協力施設に認定されており、専門医の育成にも力を入れています。



【2012年~2018年の研修者、前所属先と血管系IVR件数の内訳】
① 30代男性 新潟大学病院        血管系IVR施行実績 293例/2年
② 30代女性 自治医科大学病院      血管系IVR施行実績 95例/2年
③ 30代男性 慶応義塾大学病院      血管系IVR施行実績 335例/2年
④ 20代男性 横浜みなと赤十字病院    血管系IVR施行実績 201例/1年
⑤ 30代男性 慶應義塾大学病院      血管系IVR施行実績 495例/3年
⑥ 20代男性 杏林大学病院        血管系IVR施行実績 671例/3年
※以下は研修中
⑦ 30代男性 群馬大学          血管系IVR施行実績 143例/1年
⑧ 30代男性 昭和大学          専攻医としての研修開始。
⑨ 30代男性 新潟大学          専攻医としての研修開始。
⑩ 20代男性 大阪市立総合医療センター  専攻医としての研修開始。



④研修修了者感想
1年間お世話になりました。1年で240件を越える血管内治療を経験できました。件数もさることながら、マンツーマンで指導して頂きながら、最初は手取り足取りで、その後に、術者としてかなりの数をやらせてもらったので非常によかったと思います。また、複数の医師に教えてもらうことで(IVR指導者6人)、様々な作法や考え方をきくことができたのもためになりました。読影に関しても基本的に自分のペースで、自分のやりたいように勉強させて頂けたのが非常によかったです。また、非常にQOLも高く、研修が修了できたと思います。

⑥研修中医師感想
読影室の雰囲気がとても良く、大学の派閥などもないため指導医の先生方は非常に教育熱心に指導してくださいます。読影はもちろん、やる気があれば何件でもIVRに参加でき、たくさんの経験値を獲得してみるみるスキルアップすることができます。レジデントは優先的に学会や勉強会に参加を許可していただけたり、仕事のオンとオフがはっきりしていることもあり、若手としてこれ以上ない魅力的な環境で研修ができると思います。