化学療法科

化学療法科について

科の特色

 済生会宇都宮病院の化学療法科は、2019年4月に開設され、消化器がんの薬物療法を中心に、原発不明がんや婦人科がんの診療など、臓器横断的な診療に力を入れています。
 キャンサーボードの開催、化学療法センターの運営など、様々な診療科と連携しながらがん診療に取り組んでいます。特に、薬剤師・看護師を含めた副作用対策を中心とした患者サポートに力を入れています。
 2022年12月にがんゲノム連携病院に指定されてからは、がんゲノム外来を開設し慶応大学と連携してがん遺伝子パネル検査を行っています。
 抗がん剤の中には、がん遺伝子パネル検査をコンパニオン診断薬として承認されているものが増えてきており、がんゲノム医療ががん治療において重要な位置を占めるようになっています。
 また、2024年4月からは臨床遺伝センターが開設され、がんゲノム医療にとどまらず遺伝性疾患の診療を広く行っています。

 当科では、他院からの紹介については、原則として地域医療連携室を通じた事前予約をお願いしております。