神経内科

神経内科について

科の特色

対象疾患は、神経疾患全般であり神経内科急性期疾患として脳卒中・てんかん重積・神経感染症を扱い、亜急性から慢性疾患として、重症筋無力症・多発性硬化症・神経変性疾患(パーキンソン病・脊髄小脳変性症)・認知症疾患など満遍なく神経疾患を経験出来ることが特徴であります。24時間365日血栓溶解療法(t-PAの投与)の体制がとられており、当科と脳神経外科と緊密に連携よく、対応しております。他外科治療に関するコンサルトもスムーズです。
科の方針として、内科総合専門医と神経内科専門医を取得した後に脳卒中専門医・認知症専門医・日本リハビリテーション学会認定医を取得し、オールラウンダーの(脳)神経内科医となることを目指しております。月曜日から金曜日まで専門外来・再診外来を開設しており、栃木県県央の神経内科診療に貢献しております。

全般的な活動

入院は、主として救急外来からの急性期脳卒中・てんかんと様々な神経変性疾患や認知症・神経難病の治療や精査のための入院が中心です。病棟回診は週1回で、様々な委員会・各診療科との連携会議を通じて週4回程度入院継続・退院連携・栄養状態・リハビリテーションの評価が、チーム医療の中で行われています。
症例の6-7割が脳卒中でありますが、診療の状況は、救急医・脳神経外科と密接な連携を行っており、当科のみならず各科の負荷も軽減される取り組みを行っております。院内連携例として、血栓溶解療法を24時間365日複数症例まで対応できるように整備されましたが、Door to hospitalの段階での救急医・当科での血栓溶解療法の決定・指示・引き続き血栓回収療法にての脳神経外科医への情報の引き継ぎを通じて、情報が共有され、診療科の負荷も軽減することができております。
科独自の取り組みとしては歩行ロボット(HAL)リハビリテーションパスを導入し、筋萎縮性側索硬化症・シャルコマリーツース・多発筋炎等の神経難病疾患での歩行能力維持のためのリハビリテーション継続にも取り組んでおります。また、重症パーキンソン病のADLの維持を実現するべく、PEG-Jを神経内科にて実施し、適切なドパミン量を決定することでADLの維持を実現するべく、DUODOPA導入クリニカルパスを運用しております。
当科の取組については、病院情報公開誌
PDF 連携だよりNo.22連携だよりNo.22
PDF みやのわ59号 特集1みやのわ59号_特集1
にも紹介しております。

実稼働しているパス

急性期血栓溶解療法パス・ 脳卒中パス(アテローム血栓性・ラクナ梗塞・心原性)・ 難治性神経疾患グロブリンパス(GBS/CIDP・筋炎・重症筋無力症)・ 認知症精査パス・ てんかんパス・ 胃瘻造設パス・ DUODOPAパス・ 歩行ロボットリハビリテーションパス・ ボツリヌス療法パス

診療体制
日本神経学会教育施設
日本脳卒中学会教育施設
日本認知症学会教育施設
神経内科の働き方改革

当科の取り組みとして、夜間帯・土日は全てオンコール体制をとっております。小指示は院内内科当直に依頼が可能ですので、負担の少ない勤務が出来ます。1日単位の研究・研修日の取得が可能で有り、神経内科内部での働き方については、個別対応(外勤・研究等への希望)が出来ますので、診療科責任者に御相談下さい。

最後に

当院では、神経関連急性期疾患の様々な症例を経験出来ますが、勤務時間中の忙しさも半端ではありません。様々な部署からの問い合わせ、指摘、要望も生じます。その都度チーム医療として答えていかなくてはなりません。地域の拠点病院として、超急性期・急性期診療のみならず、回復期病院・慢性期病院からのコンサルトや診療依頼があります。勤務時間と勤務時間外を明確に分けておりますが、精神的・身体的負荷を軽減する取り組みは当院・当科の課題でもあります。内科を希望する若手医師が減っている状況ですが、急性期脳卒中から慢性期の認知症さらに、生活期のリハビリテーションまでが診療の守備範囲である(脳)神経内科医のはたす役割は、今後益々高くなると思われます。 当院で、一緒に働きませんか?