放射線診断科

放射線診断科について

科の特色

放射線科医師12名で画像診断学、核医学、放射線治療の3部門の診療を行っています。320列マルチスライスCT2台、128列×2管球マルチスライスCT1台、64列マルチスライスCT1台、超伝導MRI(1.5T)2台、超伝導MRI(3T)2台、多目的血管造影装置2台、心血管造影装置1台など最新の設備を備え、血管内治療を主体としたinterventional radiology(IVR)など高度医療にも積極的に取り組んでいます。平成18年からはPET/CT装置を導入し、がん診療も積極的に行っています。
2009年より胸腹部大動脈瘤に対してのステント-グラフト内挿術を心臓血管外科と合同で開始しました。
当院は栃木県救命救急センターが併設されており、当科では夜間・休日の緊急読影、緊急IVRに当番で対応しています。
日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会専門医修練認定施設、日本核医学会専門医教育病院に認定されており、専門医の育成にも力を入れています。

専攻医、その他研修希望者(画像診断、IVR)を受け入れています。

 

全般的な活動

各スタッフはgeneral radiologistとして一般診療にあたる一方で、血管内治療を主体とした interventional radiology(IVR)をはじめ、CT・MRIを中心とした画像診断やPET/CTも含めた核医学診断、定位放射線治療など各専門分野できめ細かな質の高い診療を心がけています。診療各科からの依頼検査を行う一方で、病診連携による他院からの検査予約も受け付けています。

専門的取組

血管造影部門では診断はもとより癌の動注塞栓療法や動注化学療法、末梢動脈閉塞に対しての血栓溶解療法や血栓吸引療法、 バルーン拡張術、ステント留置なども施行しています。 急性膵炎に対する動注用カテーテル挿入や透析用内シャントトラブル、外傷性出血に対しての緊急動脈塞栓術などにも積極的に対応しています。 2009年より胸腹部大動脈瘤に対してステント-グラフト内挿術を開始し、現在では年間全国トップクラスの件数を施行しています。
画像診断部門では年間5万件以上の診断業務を行っています。