栃木県救命救急センター

救命救急センターについて

栃木県救命救急センターとは

写真 ドクターカー 栃木県救命救急センターは昭和56年済生会宇都宮病院に併設する救命救急センターとして開設、その後平成8年5月に現在地に新築・移転し、宇都宮市を中心に広範な地域の救急医療を担っています。

 心筋梗塞、脳卒中、頭部外傷、多発外傷、その他の重篤患者の治療を、救急専従医を中心として24時間体制で取り組み、診断、早期治療、緊急手術などの適切な対応ができるよう常に受け入れ体制の強化を図っております。
地域中核病院として地域医療に貢献すべく日夜努力しています。

救急外来(診察室4室、重症処置室6室、経過観察室4室)ICU

救命救急センターは救急外来(診察室4室、重症処置室6室、経過観察室4室)ICU11床、CCU5床、HCU8床ほか後方ベッドを有しています。
災害や遠隔地からの急患輸送に対応するため、別棟屋上にヘリポートが設置されており、ヘリによる搬送を受け入れています。

役割分担として

救命救急の役割分担として、当センターは第3次救急医療施設(生命の危険のある重篤な患者の診察が可能である医療機関)としての役割を担っており、重篤な患者さんを優先して診察を行っておりますのでご了解ください。

★当地区では宇都宮市により、『宇都宮市夜間休日診療所』が設置されております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
★当院通院中または退院後に病状が悪化した場合は下記までご連絡ください。
TEL:028-626-5500(代表)

紹介の患者さんを受け入れています

基本的には救急車での来院または他の医療機関からの紹介の患者さんを受け入れています。
従いまして、お子さんが急に発熱したとか、1週間前から足が痛いなど緊急性のない患者さんは 一次の救急病院を受診していただくか、日中にかかりつけ医を受診してください。
重篤な患者さんを優先し最善の治療を行うセンターの役割を御理解いただき、御協力をよろしくお願いいたします。 当院に通院中の患者さんの病状が悪化した場合はこの限りではありません。

人工呼吸器を増設しました

画像 人口呼吸器画像 人口呼吸器2017年10月27日、自賠責運用益拠出事業による日本損害保険協会の助成を受け、交通外傷などにより怪我を負った患者さんに使用する人工呼吸器「ドレーゲル・メディカルジャパン社製 Evita Infinity V500」を導入いたしました。新しい呼吸器の導入により、より高度で安全に呼吸管理ができるようになりました。
この呼吸器に搭載された呼吸モードや呼吸パターンは、集中治療に特化した呼吸管理が行えます。従来の呼吸器より患者さんの身体的負担が軽減され、さらに有益な呼吸管理ができると考えております。また、挿管モード以外でも、マスクモードで呼吸を行なう事や、鼻に高流量の酸素を流す事ができ、この呼吸器1台で導入から抜管後の酸素管理まで一貫して行う事ができます。